リノベーション 会社
リノベーションを行っている会社は約5種類あります。
それぞれ特徴が強みがあるので、依頼内容によってコンタクト先を変えると効率的ですね。
・不動産会社
リノベーション自体を行っている訳ではなく、リノベーション済みの中古物件の紹介が本業です。
・工務店
耐震性を上げるリフォームだったり、戸建てのリノベーションなどを主に行っています。特に新築は得意分野になります。
・リフォーム会社
主にキッチンやトイレ、そしてお風呂などの内装系の補修工事が得意ですが、会社によっては大きなリノベーションに近い内容も請け負える場合もあります。
建築家とほぼ同意義で、デザイン性の優れた建築物を扱う会社です。ちなみにデザイナーなだけで、工事自体は請け負っていません。
・ワンストップ
最近はやりのワンストップですが、中古のリノベーションが主なフィールドになります。
ワンストップの優れた点として、物件を探すところから設計、リノベーションにかかる予算まで計画立案してくれます。
またローンについても一緒になって金融機関と組んでくれるので、最初から最後まで一貫して面倒を見てくれます。
このワンストップが今非常に人気が高いですね。
リノベーション デメリット
リノベーションには主に3つのデメリットがあります。
このデメリットを把握してからリノベーションを進めるようにしたいですね。
デメリット①:耐久性
中古で買うマンションや戸建てがいつ頃建てられたものかがポイントになります。
というのもとても古い物件の場合、耐震性など現在の建築基準法に見合わないものもあって、そうなると余計に費用をかけて基準を満たす工事が必要になる場合がるからです。
特に今から30年以上も前の1981年6月には大きな基準の見直しがあったので、その前でに建てられた建物の場合は注意が必要です。
デメリット②:時間
普通戸建てやマンションは条件に見合うものがあれば購入の流れになり、そこまで長期での時間がかからないのですが、リノベーションの場合、いい物件を探してからその物件の建物検査をしてから設計施工となるので非常に時間がかかります。
受け渡しまでの時間が一年以上かかる場合もあるのでこの辺もリノベーションのデメリットと言えますね。
デメリット③:ローン
リノベーションのローンには一般的な住宅ローンは実は使えないんです。
別途リフォームローンというのを借りる必要があり、金利は普通の住宅ローンよりも高いです。
リノベーションが完了している建物の購入であれば住宅ローンが適用になります。
この3点が大きなデメリットと言えると思います。
リノベーション物件
リノベーション物件にはメリットもデメリットもあります。
メリットとしては、リノベーションをするのには住宅ローンは借りれず、リフォームローンを借りる必要があり、多重債務となることがあります。
ですが、リノベーション物件であればすでにリノベーションは完了しているので、そのようなローンを借りる必要がありません。
ただしデメリットもあって、すでにリノベーション済みということはデザインや内装にこだわりを持てません。
もう決まった内装、決まったデザインでしか購入ができず、自分の好みに仕上げることはできません。
また、一度リノベーションをしてしまっているので、のちのちリノベーションを考えた際に色々と制限が出る場合もあります。
望んでいる工事が以前のリノベーションのせいでできないというリスクもあるんですね。
最後に、築年数も調べておく必要があります。
現代の建築基準法は何度か改定後のものになるので、最新の建築基準法に照らし合わせてみて、本当に耐震性などが満たされているのかをしっかりと確認してください。
ココは後から気づいたのでは遅いので、業者としっかり確認してくださいね。
リノベーション リフォーム 違い
違いは何?
リノベーションとリフォームの違いって分かりづらいですよね。
でも日本の中での「リノベーション」と「リフォーム」には実は微妙な定義の違いがあるんです。
まずリフォームですが、定義としては「老朽化した部分をゼロに戻す」です。
プラスではなくゼロ、つまりは大規模な工事ではなくで壁紙を張り替えたり、汚れている床を綺麗にしたりなどの原状回復を意味しています。
よく賃貸などで入居者が引っ越しをして出て行った後に部屋を綺麗にしますよね。あれはリフォームという言葉が使われます。
ではリノベーションとは何でしょうか。
リノベーションは規模の大きな工事によって、既存の建物を今よりも価値のあるものにすることです。
ゼロではなく+にします。
耐久性や耐震性が不足している場合の補強工事や、狭かったキッチンの余分な壁を取り払って、カウンターキッチンに変えるなどもリノベーションになりますね。
既存の建物をゼロなのか、それともプラスにするのかでリフォームなのか、リノベーションなのかが決まってきます。
リノベーション 戸建
戸建をリノベーションして購入するのは新築よりも費用を抑えられてリーズナブルです。
でも中古なだけに色々と事前に知っておいてほしいことがります。
①構造部分のチェック
中古物件の場合、壁の中や天井の上などの構造部分のチェックがなかなかできません。
ですが、この部分がどうなっているかでその家の耐久性や価値が大きく変わってくるので調べておきたいところです。
建物の検査と保証を合わせた保険が最近は出てきていますが、この負担を売主と買主で決めないといけないですが、ここはよく揉めるポイントにもなります。
②銀行からローンが下りない
中古物件の場合、想像以上に上物の価値が低くみなされて、結局土地の分だけのローンしかおりないことがあります。
こうなると中古物件を購入するための費用をどこからかねん出しなくてはならなくなります。
ちなみに中古物件でフラット35を適用してもらうためには以下のような条件があるのでご注意ください。
③メンテナンス費用の準備
新築であれば最初のメンテナンスは10年後と言われていますが、中古物件の場合はもっと短く、いつメンテナンスの費用が必要になるのか分かりません。
外壁が古くなってきていてそのままにしておくと、今度は家の壁などに雨水が侵食してしまいます。
外壁を貼りかえるだけでも50~150万円程度してくるので、こういう費用も念頭に入れておかないといけません。
中古の戸建てを買う際、これら3点は十分に気をつけて計画を立てるようにしてください。
リノベーション 賃貸
リノベーション賃貸にもデメリットがあります。
デメリットを理解したうえで賃貸契約をしないと後で面倒なことにもなりかねないので、十分にご注意ください。
それではリノベーション賃貸のデメリットを見ていきましょう。
①耐震性
中は綺麗にリノベーションされていても、建物そのものは20年や30年以上も前に建てられた賃貸などはよくあります。
注意したいのが耐震性で、1981年以前に建てられた建物の場合国の定めている新耐震基準を満たせていないものも中にはあります。
この点についても確認してみてください。
②カビと雨漏り
内装は綺麗になっていても壁の中は古いままという場合があります。これだと雨などで腐敗がすすんで新しい壁紙もすぐにカビてきたり、ひどい時には雨漏りすることもあります。
③誰でも出入りできる
古い賃貸なだけに誰でも出入りできる作りになっているところが多いです。
セキュリティへの意識が低いつくりになっていることが大抵なので、気をつけてください。
④隣人の音がうるさい
建物自体は古いので、防音レベルが酷い時があります。
よく古い賃貸などでは隣人の声やテレビの音などが聴こえてくることがありますが、それに近いレベルで聞こえてくることがあります。
音についても敏感になってちぇっくしてみてください。
この4点はリノベーションの賃貸を契約する際に考えられるデメリットになります。
ぜひ注意して契約した後に困らないようにしてください。
リノベーション 費用
高い見積もり。
思ったより高いのがリノベーションの費用です。
どのようなものをイメージしているかでかなり価格は変わってきますが、少なくともトイレや風呂など単発ものでも50万円前後、大規模なものになると500~1000万円以上かかるなど内容によってまちまちですがとにかくリノベーションには費用がかさみます。
ですが、ある時期を狙うと割と安く済むことがあるんです。
それは4月や5月などの年度の始まりの時期で、この時期はリフォーム業者のカタログなどが新しくなります。
大抵の業者が古い型の建材が余ってしまっており早く掃きたいので、あえて「古い型のものでもいいんですけど」というと安くリノベーションができてしまうことがあります。
型が多少古くてもスペックが大きく変わることがほとんどない業界なので、この方法は割とねらい目でお得にリノベーションができます。
一度業者さんに相談してみると、思った以上にお得になるかもしれませんよ^^