リノベーションで防音は?
防音対策のリノベーションのについて調べてみました。
戸建てなどはご近所との物理的な距離もあるのでそこまで音が気になることもないですが、特にマンションなどでは度々騒音問題は起こりがちです。
ではどういう部分をリノベーションすることで防音対策ができるのでしょうか。
それは床と壁、そして窓になります。
音は振動によって伝わってくる性質があるので、床は下階と、壁や天井は両隣と上階、窓は外の音の侵入を防ぐ重要な部分になってくるからです。
▼床
マンションに防音や遮音のレベルが決まってくるのは以下3点になります。
・フローリングの仕様
・二重床
・床のコンクリートの厚み
よって遮音や防音に効果的なリノベーションは以下3つになります。
・フローリングを遮音機能があるものに変える
・床が一層の場合は二重床にする
・コンクリが薄い場合はフローリングの下に緩衝材を敷き詰める
▼壁
壁のリノベーションでのコツは、直接ボードを貼らないことです。
ボードを貼ってしまうと壁とボードの間に隙間ができて、その隙間が音を余計にうるさくさせてしまいます。
ボードよりもビニールクロスを貼る方が遮音や防音効果があるのでおすすめです。
▼窓
窓は外の騒音の侵入を防ぐ重要な部分になります。
遮音性を高めるには防音ガラスに変えることですが、防音ガラスとはガラスとガラスの間に遮音性を高める素材が入っているものです。
窓枠そのものはマンションの規定で変えられない場合が多いですが、ガラスを防音ガラスにするだけでもかなり遮音性は高まります。