中古住宅のリノベーションで外壁は?
中古住宅を購入した後に気になるのが外壁ではないでしょうか。
大抵の場合は中古物件は現状有姿売買が基本のため、特に前に住んでいた人がリフォームなどをしないでそのままの状態で引き渡しになります。
そんな時によくよく見てみると、外壁などにひびが入っていたり、手で触ると白い粉がつくチョーキング現象が起こっていたりするものです。
塗膜は外壁を雨や雪、紫外線から守ってくれている部分で、人間で言うと皮膚の役割をしています。
塗膜が経年劣化によって剥げてくるとダイレクトに紫外線などを外壁が浴びて、劣化が急激に進み、ひび割れなどの原因になります。
ですが、外壁塗装などは非常に高く100万円近くもすることがあります。
中古住宅を買ったとき、外壁の塗り替えなどリノベーションはすべきなのか迷いますよね。
判断する方法としては、今の外壁がリノベーションが必要な状態にあるのか、それともそうでないかを見極める4つの現象があります。
順番に見ていきましょう。
①塗装に艶がなくなってきている
塗膜がしっかりとついている場合は、全体的に艶があって外壁が綺麗です。
ですが、塗膜が取れてくると全体的に艶が無くなり、色がワントーン低くなったような感じになります。
この状態だと塗膜がとれてきている証拠なので、できるだけ早めに外壁塗装をしたほうがいいです。
手で触ってみてチョークの粉のような白い粉が手に就く場合も、塗膜が紫外線によって劣化し粉状になってしまっています。
この時も塗り直しをした方がいいと言えます。
③ひび割れ
ひび割れが発生しているということは塗膜の劣化がかなり進んでいることが考えられます。
早めに処置をしてこれ以上ひび割れが大きくならないようにしましょう。
ひび割れが大きくなると雨漏りなどの原因になり、家の内部の木造や金属の腐食に繋がります。
④塗膜が剥がれてきている
塗膜が浮いていたり、剥がれている時はこれも経年劣化によって塗膜が劣化している証拠です。
外壁塗装業者などに依頼をして、塗り直しをしてもらったほうがいいです。
外壁塗装の業者ですが、最近では一括見積が便利です。
・複数の優良業者の見積もりを取得
・お断りも代行
・外壁塗装の相場がよく分かる
等のメリットがあり、すべて無料になります。
詳しく書かれているサイトを見つけたので参考にご覧ください↓
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リノベーションのウォークインクローゼットの最適な寸法は?
リノベーションでウォークインクローゼットをつけたいという予防が広がってきています。
ウォークインクローゼットはWICとも表記されますが、その使い方としては洋服の収納に限らず、お気に入りの靴を買ってきては並べる、趣味のアウトドア要因を飾っておくための部屋など多岐に渡ります。
ですが、このWICですが、最低限必要な寸法があるんです。
このサイズが無いのにも関わらずウォークインクローゼットを要望される場合も多いらしく、設計事務所も頭を悩ませていますね。
ちなみに、普通のマンションや一軒家にあるクローゼットの奥行きは何センチでしょうか。
答えは55㎝になります。
この奥行きがないと洋服をしまえる収納クローゼットは作れないんですね。
ではウォーキングインクローゼットの場合は文字通り人が入ります。
その幅は60㎝と言われています。
そして左右に洋服の棚がつくとすれば、55+60+55で170㎝になります。
この幅を確保できなければウォークインクローゼットは作れないんですね。
もちろんケースにもよりますが、ウォークインクローゼットがそれなりに寸法が必要なことを理解しつつ、設計者に相談してみてくださいね。
一軒家のリノベーションで外壁に注意?
一軒家の外壁のリノベーションで絶対にしてはいけないことは、必要以上に値切り過ぎることです。
もしも今どこかの業者から見積もりをもらっている場合、その価格が適切なのかは私たちには分からないですよね。
でも、どうせ利益を多くするようにふっかけてきているだろうと疑って値切ってしまった結果、大きな失敗を経験している人が多いです。
真面目で誠実な会社であれば、見積もりにはしっかりと一軒家の外壁のリノベーションを完遂するのに必要な費用が含まれています。
これを無理に値切ることでどのようなことが発生するかというと、
・業者の印象がとても悪くなる
・二回しなくてはならない塗りの工程を一回で済ませる
・高圧洗浄を適当にするなどして、工期を短くしようとする
・足場のレンタルが高額なので、一日でも工期を短くして返却しようとする
・アルバイトなどで塗る工程を済ませて人件費を抑える
など、手抜きが発生します。
でもこれはもともと必要であった予算から値切られてしまったので、業者としては赤字になるわけにはいかないので、やらざるを得ないのです。
こういう状態で完成した外壁は数年の間に必ずトラブルが発生します。
そうならないためにも、適切な見積もり以上に値切るのは避けなくてはなりません。
では、どのように見積もりを見極めることができるのでしょうか。
一つは一括見積サイトでローカル業者に複数社見積もってもらい、比較をする方法です。
複数社の見積もりが大体に通っている場合はそのぐらいはかかる費用だと分かります。
こういう一括見積サイトが最近は増えてきているので、どういう特徴があるのかをまとめているサイトを見つけました。
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どれも無料なので結果としてはどこでもいいのですが、それぞれ特徴があるので確認してみてください。
以上、一軒家の外壁のリノベーションについて、適正価格以上に値切ってはいけないについてでした。
マンションのリノベーション工期は?
マンションのリノベーションにかかる工期について調べてみました。
部分的なリノベーションであれば数日間から一か月程度で終わるものがほとんどですが、トイレや台所などの水廻りの設備の移動や間取りの変更など比較的大規模なリフォームの場合は契約から引っ越し(仮住まい→マンション)まで二か月以上かかります。
例えば部分リフォームの事例を見ていきましょう。
・六畳の和室の畳をフローリングに変更(3日間)
・ユニットバス、洗面台、トイレのリフォーム+和室の畳をフローリング(3週間)
・マンションの家庭用キッチンを業務用キッチンに変更(3日間)
では、リノベーションにかかる工期をできるだけ短くするコツについて紹介させてください。
①工事をしていい時間帯の確認
工事をしていい時間帯はマンションによってよりけりです。
9:00 - 18:00のところもあれば、10:00 - 17:00までのマンションもあり、これだけで作業時間が2時間も変わってきます。
また、マンションによっては日曜日と祝日のリフォームを禁止しているところもありますが、厳しいところだと土曜日の工事を禁止しているところもあるので確認しておいてください。
②荷物をなるべく減らしておく
大規模なリフォームとなると、仮住まいに引っ越しをするのが普通ですが、ケースによっては引っ越さないで部屋の中を移動して住みながらリフォームを進める場合もあります。
この場合は荷物が多いと、それの移動だけで時間がかかってしまい、肝心のリフォームに時間がとれないのでそれだけ工期が伸びてしまいます。
できるだけ不要な家具や家電は減らしておくことをおススメします。
③リフォーム開始前に詳細まで詰めておく
リフォームが実際に始まる前に、細かい部分まで決めておくと工期が短くなります。
例えば棚や浴室などはオプションの種類も豊富なので細かいところまでなかなかサクッと決まりません。
そこまで事前に決めておくとその分工期は短くなるので、なるべく決められる範囲まで業者と事前に話し合っておきましょう。
以上、マンションのリノベーションの工期についてでした。
リノベーションで防音室は作れる?
リノベーションで防音室が欲しい!
ピアノやドラムなどの楽器を演奏する方は特に防音室が欲しいと思うものです。
ですが、楽器によって求められる防音性が異なってくるんです。
例えば、ピアノの場合、音圧は小さいお子さんで80dBで大人になると110dBになることもあります。
そのため、遮音性としてはD-50~60程度は必要になります。
ドラムの音圧はさらに大きく、最大で125~130dBにもあることもあります。
そのためD70前後の防音室が必要になります。
このように楽器(音圧)によって、必要な防音性が変わるので、まずはこの点を間違えないようにしなくてはなりません。
そしてコストですが、防音室を一から作っているとコストが500万円など膨大になります。
またそれだけスペースが必要にもなりますね。
そんな時におすすめなのがヤマハなどの組み立て式の防音室です。
以下のような組み立て式の防音室を部屋の中に設置できます。
150万円から購入が可能で、かつレンタルもあるので、まずはレンタルで使ってみ気に入れば購入という手もありますね。
このサイズであれば、既存の家の構造を防音室のために作り直す必要もなくリーズナブルに防音室を構築できます。
リノベーションで防音室をお考えの際のご参考になりますと幸いです。
中古マンションのリノベーションで防音は?
中古マンションのリノベーションで防音対策は可能なのでしょうか。
今日はその点について調べてみたので、見ていきましょう。
まず、マンションの遮音性能には以下2種類があります。
・軽衝撃音(LL)
・重衝撃音(LH)
LLは比較的軽い物音で、人の話し声や箸などを落としたときの高温での騒音になります。
このレベルであれば、床の材質を変えるなどの方法で防音対策が可能です。
ですが、LHは人の足音や子供が飛び跳ねたり、ドアを閉めた時などの低音での騒音になり、この場合はコンクリートの床の厚みを増やすなどが必要になりますが、地震の際の荷重を計算してマンションの構造自体が作られているので一から作り直しになり、リノベーションでは無理です。
このLHについて中古マンションを買う際に指標があるのかというと、訴訟リスクを鑑みてほぼすべての物件で載せていません。
ただ、最近のマンションは大体LH50程度で作られているのが一般的とのことです。
LH50だとほとんど音が気にならないレベルまで遮音性がありますが、それでも上に住んでいる方に騒音のクレームを入れる方もいます。
中古マンションを買って住む以上はある程度ご近所の騒音はあるものだと認識をしておくほうがいいですね。
リノベーションで防音は?
防音対策のリノベーションのについて調べてみました。
戸建てなどはご近所との物理的な距離もあるのでそこまで音が気になることもないですが、特にマンションなどでは度々騒音問題は起こりがちです。
ではどういう部分をリノベーションすることで防音対策ができるのでしょうか。
それは床と壁、そして窓になります。
音は振動によって伝わってくる性質があるので、床は下階と、壁や天井は両隣と上階、窓は外の音の侵入を防ぐ重要な部分になってくるからです。
▼床
マンションに防音や遮音のレベルが決まってくるのは以下3点になります。
・フローリングの仕様
・二重床
・床のコンクリートの厚み
よって遮音や防音に効果的なリノベーションは以下3つになります。
・フローリングを遮音機能があるものに変える
・床が一層の場合は二重床にする
・コンクリが薄い場合はフローリングの下に緩衝材を敷き詰める
▼壁
壁のリノベーションでのコツは、直接ボードを貼らないことです。
ボードを貼ってしまうと壁とボードの間に隙間ができて、その隙間が音を余計にうるさくさせてしまいます。
ボードよりもビニールクロスを貼る方が遮音や防音効果があるのでおすすめです。
▼窓
窓は外の騒音の侵入を防ぐ重要な部分になります。
遮音性を高めるには防音ガラスに変えることですが、防音ガラスとはガラスとガラスの間に遮音性を高める素材が入っているものです。
窓枠そのものはマンションの規定で変えられない場合が多いですが、ガラスを防音ガラスにするだけでもかなり遮音性は高まります。